ワクチン接種開始から4日間で「新型」重い副作用6件
2009年10月26日配信
厚生労働省は23日、医療関係者に対する新型インフルエンザワクチンの接種開始から4日間で、意識低下や筋肉痛など、重い副作用(副反応)の可能性がある事例が6件報告されたと発表した。
いずれも数日中に回復し、症状は季節性インフルエンザワクチンと同程度。厚労省は「今のところワクチンに問題があるとは言えない」としている。
数日で回復
厚労省は19~20日、67病院の医療従事者2万2112人を対象に、ワクチン接種後の健康調査を実施。その他の医療機関から22日までに寄せられた報告 も集計した。その結果、副作用の可能性がある例が32件確認され、うち6例が重い症状だった。32件中、16件にアレルギーの持病があった。
6人の症状は、嘔吐(おうと)、両足の筋肉痛、一時的な意識低下など。ワクチンとの因果関係ははっきりしないが、1例は接種30分後に呼吸困難や血圧低下があり、副作用の可能性が高いという。
健康調査での重い副作用の発生頻度は0.02%。季節性インフルの場合、昨年度約4740万人中、重い副作用の報告は121人(0.0003%) にとどまるが、厚労省は「打ち始めたばかりで念入りに調査しているため、数字が高めに出ている可能性がある。今の段階で頻度が高いとは言えない」と説明し ている。







