中国産タケノコを国産に偽装 容疑の社長ら逮捕、静岡県警
2009年10月29日配信
中国産のタケノコを国産と偽って表示して販売したとして、静岡県警は29日、不正競争防止法違反の疑いで、食品販売会社「東明フルーツ」(東京都中 央区)社長白川靖容疑者(55)=東京都江東区豊洲=と同社社員先山良徳容疑者(47)=静岡市清水区岡町=の2人を逮捕した。
逮捕容疑は昨年10月から12月にかけ、中国産タケノコの水煮缶約900個を「福岡産」と偽装し、静岡市の食品加工会社に約430万円で販売した疑い。
白川容疑者らは、中国から輸入した缶詰をいったん福岡県の食品加工販売業者に販売。産地が表示されていない缶に詰め替えられた製品を買い戻した上、「福岡産」と表示した伝票を添えて静岡の業者に売り渡していた。
県警によると、先山容疑者は容疑を認め、白川容疑者は「福岡(の加工会社)で検品しており、国内での加工に当たる」などと一部否認している。
静岡県警は8月、東明フルーツなど関係先を不正競争防止法違反容疑で家宅捜索。関係者から事情を聴くなど捜査を進め、白川容疑者らによる産地偽装の疑いが強まった。
同社の缶詰をめぐる偽装は、関東農政局などの調査で発覚。農政局と福岡県が今年6月、日本農林規格(JAS)法に基づき、同社などに改善を指示していた。







