<中皮腫死者>10年で倍増1170人
2009年11月4日配信
アスベスト(石綿)関連がんの中皮腫による国内の死者が08年に1170人に上っていたことが厚生労働省の人口動態統計で分かった。10年前の2倍以上で、著しい増加傾向を示す。石綿による肺がんの発症は中皮腫の2倍との専門家の見方もあり、被害は深刻さを増している。
中皮腫の死者は、95年に500人だったが、06年に1000人を突破。08年は前年より102人増えた。都道府県別の死者は大阪110人、東京108 人、神奈川105人、兵庫105人の順に多かった。人口10万人当たりの死亡率(粗死亡率)は長崎2.02人、兵庫1.91人、香川1.81人、富山 1.65人、広島1.59人の順。中皮腫の潜伏期間は約40年。石綿輸入のピークは74年と88年ごろにあり、今後も増加が懸念される。







