低所得層の負担無料に 障害者の在宅系サービス
2009年10月15日配信
厚生労働省は14日、障害者自立支援法に基づく訪問介護などの在宅・通所サービスで、市町村民税非課税の低所得層約24万人を対象に、現行の利用者 負担(月額上限1500~3千円)を来年度から無料にする方針を固めた。来年度予算の概算要求に必要な財源約290億円を盛り込む。
2006年施行の自立支援法をめぐっては、サービス利用を原則1割負担としたことに障害者が反発。長妻昭厚生労働相は4年以内に同法を廃止し、新たに「障がい者総合福祉法」(仮称)を定める方針を示しているが、それまでの間も負担軽減措置を拡充する。
障害者が利用する在宅・通所サービスの1カ月の負担限度額は、自公政権下でも軽減策が講じられ、現在は所得に応じて無料(生活保護世帯)から3万7200円まで5段階に分かれている。
新たに無料化されるのは、限度額が月1500円または3千円の市町村民税非課税の世帯。このほか、施設入所者の負担も軽減する考えだ。
障害福祉サービスの利用者は約51万人で、在宅・通所サービスの利用者は約31万人。このうち4分の3の人は市町村民税非課税に該当する。







